
5月23日に公開される最新作に向けて予習中……でしたが、5月23日になってしまいました。間に合わず。
しかし今回で予習は最後。明日、遂に最新作を観にいくことができます!
概要
『ミッションインポッシプル:デッドレコニングPART ONE」(通称M:I:7)は、2023年に制作されたアメリカ映画。主演はトム・クルーズ。監督は、前作、前々作に続き、クリストファー・マッカリー。

上映時間163分。長い。
あらすじ
公式サイトより引用させていただきます。
IMFエージェント、イーサン・ハントに課せられた究極のミッション
—全人類を脅かす新兵器が悪の手に渡る前に見つけ出すこと。
しかし、IMF所属前のイーサンの“逃れられない過去”を知る“ある男”が迫るなか、
世界各地でイーサンたちは命を懸けた攻防を繰り広げる。やがて、今回のミッションはどんな犠牲を払っても
絶対に達成させなければならないことを知る。
その時、守るのは、ミッションか、それとも仲間か。
イーサンに、史上最大の決断が迫る—
イーサンにとって、仲間は一生ものの大切な存在であり、民間人はなんとしてでも守るべきものです。しかし、彼の仕事は、仲間を捨ててでも、民間人に多少の犠牲を強いてでも、達成すべきとされる仕事です。そこの狭間に揉まれながら、それでも不可能に挑んでいくイーサンに魅了される作品です。
監督・テイストについて
5作目、6作目、そして今作も、クリストファー・マッカリーがメガホンを握ります。
前二作を通じて僕が抱く彼の印象は、いくつかの勢力を用意して、それらを戦わせるアクションが得意、ということですね。雰囲気は割とシリアスで、誰が敵で誰が味方かわからず頭を使わせてくる部分もありますが、アクションで全体像を掴ませる能力が巧みなので、なあなあで観ていても問題ありません。
悪い言い方をすると、スパイっぽいアクション超大作を作るにはうってつけの人物です。今作もまた、そんな彼の得意な部分が存分に出ていました。
シリーズが進むにつれて……
シリーズが進むにつれて、イーサンらの「始まり」の物語に戻っていく感覚があります。
よくよく考えれば、イーサンがなぜIMFに所属することになったのか、彼の人生はほとんど謎です。
もちろん、今作で彼の人生を丁寧に描くという野暮なことはしませんが、断片的に見え隠れするイーサンや、仲間たちの「始まり」の心情が、今作ではひしひしと感じられます。
長い旅路でした。20年以上続くシリーズです。その長い旅路の果てに見せられる「始まり」は、むしろ強烈に「終わり」を感じさせ、僕はなんだか、ひどく悲しい気持ちになりました。
さぁ、最新作へ
先行上映もされていたようですが、5月23日。いよいよ最新作『ミッションインポッシプル:ファイナルレコニング』が公開されます。
7作全てを一週間で叩き込み、僕の体は完全に出来上がっている状態です。
この状態で、トムらが真剣に作り上げた最高級の映画を観にいけることが、幸せです。
トム、ありがとう。
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