
呪術廻戦 壊玉・玉折の劇場版が公開されましたね。呪術廻戦の中でも特に好きなエピソードの一つです。
また、今作はアニメをただまとめた総集編ではありません。
概要
本作は、2025年5月30日に公開されたアニメ映画です。配球はTOHO NEXT。
芥見下々によって書かれた『呪術廻戦』を原作としたアニメが、二期作られており、今作はアニメ第二期の1~5話分がまとめられています。この5話は、壊玉・玉折と呼ばれるエピソードで、所謂過去篇の扱いです。主人公虎杖の教師にあたる五条悟の青年時代に焦点が当てられています。
上映時間111分

あらすじ
映画comから抜粋させて頂きます
2006年、春。呪術高専の同級生で親友でもある五条悟と夏油傑は、コンビを組んで数々の任務をこなしていた。向かうところ敵なしの彼らのもとに、不死の術式を持つ呪術界の要・天元からの依頼が届く。その内容は、天元との適合者である「星漿体(せいしょうたい)」の少女・天内理子の護衛と抹消というものだった。呪術界の転覆をもくろむ呪詛師集団や天元を崇拝する宗教団体から理子を守る任務に就く2人だったが、やがて伏黒を名乗る凄腕の術師殺しが星漿体暗殺を狙い介入してくる。
初見でも観ることができる?
観ることができると思います。
本作はアニメ二期の途中の物語とはいえ、主人公らのエピソードとは独立している過去篇です。もちろん、ここがこう繋がるのか、という楽しみ方はできませんが、単体の作品として楽しめるかと思います。
最低限の情報として、主人公らは呪術師と呼ばれる、簡単にいうと化物ハンターをしていて、一流の呪術師になるために高校に通っている、ということさえわかっていれば、なんとなく作品を楽しめると思います。
わざわざ総集編を見る意味① 追加映像
どこまでがネタバレかわかりませんが、今作は、アニメをただ切って貼っただけでなく、追加映像も盛り込まれています。
まずは冒頭。これは言ってもいい情報だと思いますが、「じゅじゅさんぽ」の映像が入っています。「じゅじゅさんぽ」とは、毎話アニメの最後に盛り込まれる、いわばおまけです。本編とは関係のない、笑える小エピソードを楽しむことができます。それが今作でも追加されています。
もう一つは、最後です。これは深く言わない方がいいと思います。とある映像が、物語の最後に流れ、ネットを見てみると、数多の人間がその最後のシーンで涙を流しています。
最後のシーンを観るためだけでも、映画館へ行くことをオススメします。
わざわざ総集編を見る意味② サウンド
また、サウンドにも力を入れており、5.1chサラウンドの劇場環境に合わせて再ミックスされたそうです。個人的には、壊玉・玉折のエピソードのサウンドトラックと、OP・ED曲は度を越して素晴らしいので、それらが一段とクオリティをあげた今作は、非常に耳に心地よかったです。
総集編だからこそ、普通にOPの「青のすみか」が流れるのがよかったです。
まとめ
映画はビジネスであり、総集編ともなるとそのビジネス臭はかなり強くなってしまいますが、今作はそれでも十分にお金を払っていいと思える程の力がそそがれた作品だったと思います。
特典も週ごとに違うようです。

ぜひ劇場でご覧ください!
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