古着紹介の2回目です。
今回紹介するのは、近年流行っているadidasのトラックジャケットです。Oasisのリアム・ギャラガーや、Suchmosのヨンスが着ているのが有名ですよね。僕もまた、Oasisを聞き始めて、今回紹介するadidasのトラックジャケットを買うこと考え始めました。
目次
- 生産国
- 年代
- 着た感じ
- おわりに

・生産国
古着を愛好する者にとって、生産国は必須です。少し前までは、古着といえばアメリカ古着のことを指していたので、やはりmade in USAは価値を見出されます。逆に、大量生産の象徴であるような、アジア諸国は評価されません。adidasでいうと、初期のものはドイツ製やオーストリア製なので、ドイツ製を発見したら、自然と年代物ということになり、評価されます。
そんな中で、僕が古着屋で見つけたのは、made in Mauritiusです。どこなのか検討もつきませんでした。調べてみると、インド洋に浮かぶ島であることがわかりました。
モーリシャス島(モーリシャスとう)は、マダガスカルの東約900kmに位置する島。マスカリン諸島に属し、モーリシャス共和国の主島である。面積は2040km2(沖縄本島の1.5倍)。年平均気温は24~29度である。「インド洋の貴婦人」と呼ばれる美しい自然を持ち、多くの観光客が訪れる。
Wikipedia モーリシャス島 より
色々と検索をかけてみましたが、made in Mauritiusに関しての有益な情報はほとんど得られず、少なくとも、ドイツ製やアメリカ製に並ぶような、価値のある生産国ではないようです。残念です。

・ 年代
adidasくらいの有名ブランドともなると、タグから年代を推察することができ、年代別のタグを紹介するサイトも多くあるのですが、そこで紹介されているタグに当てはまらないような気がして、年代を自信満々に言うことは正直できません。内タグも大分色がかすんでいます。
ただ、葉っぱのマークであるトレフォイルの形状的に、古くても80~90年代だと個人的には判断しています。より古いadidasではトレフォイルが三つに分かれているのですが、80年代から、上から三つ目の線が一本に繋がるそうなので、80年より前、ということはないでしょう。




・着た感じ
サイズ表記は180と書かれていますが、何回も洗濯された後なのか、縮んでいる印象がありました。古着はそこも気を付けたいですね。書いてある表記をそのまま信じていると後悔する可能性があります。できれば試着をしてみるのがオススメです。
僕は身長が173センチなのですが、着てみるとかなりタイトな着心地でした。タイトな分、パンツとの組み合わせが重要になります。僕はよく、スキニージーンズでオアシス風に仕上げたり、ワイドなパンツを履いて、ストリート風に仕上げたりします。
・おわりに
あれこれと言いましたが、古着を年代や生産国だけで評価するのは、ファッションを楽しんでいるとはいえないと僕は考えています。
デザインが気に入ったり、何となく着たいと思えば、それこそが正義だと考えます。僕もデザインや雰囲気が気に入ったからこそ、わけのわからない島が生産国だと知っていても、このトラックジャケットを選びました。
皆さんもぜひ、好きな種類のトラックジャケットで、コーデを楽しんでみてください。
ちなみに、made in モーリシャスについての知識を持っている方は、浅博な知識の僕にぜひご教示をお願い致します。
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