古着紹介4回目は、つい先日購入したアニマルTシャツです。

ブランドについて
そこまで有名なブランドではありません。名前で検索をかけても、ブランドについての記事は出ませんでした。正確性は大分低いですが、海外のサイトで引っかかったものでは、アメリカのカリフォルニア州で登録された会社であり、現在は活動がないようです。


年代について
Tシャツの簡単な年代判別として、ステッチの数があげられます。袖、裾のステッチがシングルステッチだと、90年代半ば以前のもので、ダブルステッチだとそれ以降のものになります。古着屋やリサイクルショップでTシャツの袖を睨みつけている人は、大体ステッチを見ています。
このTシャツは、ぱっと見た感じ古着の匂いがプンプンとしましたが、袖、裾共にダブルステッチなので、90年代後半以降のものだとわかります。ただ、これは個人の見解にはなってしまいますが、近頃のTシャツでは見ないような濃い緑色や、デザイン的に、2000年代には入らず、90年代後半のものではないかと考えています。

ダブルステッチです。


made in USA製で、コピーライトにも何か書いてありますが、よく読めません。

プリント割れがありますね。
デザインについて
ORCAはプリントから推察できるように、シャチのことです。Sは複数形のSでしょう。プリントには一匹しかいないのに、複数形になっている理由は謎です。
僕はネイティブではないので、ANIMAL SURVIVAL GEARがどういう意味なのか断定的なことは言えませんが、生物が存在し、生き残るための歯車を表す表現だと解釈しています。
ともかく、この深い緑と、シャチの組み合わせに一目ぼれして購入を決めました。

価格について
このTシャツ自体は、2000円で購入をしました。
FACTORY ARTWEAR自体の相場感は、2000円から5000円程度です。90年代という付加価値をつけて7000円、9000円の値がつけられているものもありましたが、ブランドのネームバリューも踏まえると、それらは大分高い気がします。
まとめ
ブランド自体は、有名でもなければ価値もあまり見出されていないブランドだと言えます。
ただデザインはどれも素晴らしく、わかりやすく古着っぽいので、夏物を手ごろな価格帯で探している古着好きにオススメできるブランドです。
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