香川県にいると、いつ何時でもうどんが食べたくなります。
しかし、うどんは無法地帯と化しているラーメン界隈とは異なり、むやみやたらに深夜まで営業をすることがありません。
逆に、深夜まで営業しているうどん屋さんがあったら、尊敬の念を抱くべきです。そこにはこだわりがあるはずです。
深夜に、香川県高松市にある『手打ちうどん 鶴丸』にお邪魔しました。最寄りの瓦町駅から徒歩七分、吉田ビルの一階にある好立地のお店です。

僕たちは平日の深夜十二時過ぎに行ったのですが、それでも店の外まで列ができていました。酔ったサラリーマンが、〆ラーメンならぬ、〆うどんを食べにやってきているようでした。さすが香川ですね。ただし、サラリーマンたちは非常にうるさいです。日頃の鬱憤を晴らしたくて仕方がないでしょう。

店内は座席が5つ程とカウンターで、そこまで広くはありません。従業員は結構多く、カウンター内でうどんを作る役割の方が5、6人、注文を聞いてくれる役割の方が2,3人はいました。うどん作りは並大抵の人員では足りないのでしょうね。その場で手打ちうどんが完成されていく行程を見ることもできたので、小さいお店でよかったなと思いました。若干皆さん不愛想というか、表情が変わらず怖かったですが、職人気質ということにしておきましょう。
僕は肉ぶっかけを頼みました。850円です。

このお店の最大の売りは、カレーうどんだそうです。〆にパンチを求めている人が多いのでしょうか。
写真のカレーうどんには、彼女が注文した、トッピングの天ぷらと生卵と梅干が乗っています。贅沢な盛り合わせトッピングですね。金額は800円です。トッピングの種類も豊富で、わかめやあげもちなどもプラス100円~350円で追加できます。
ちなみに、トッピングではないですが、おでんも追加できるそうです。そういえば、はなまるうどんなどでもそうですけど、うどんとおでんがセットで販売されていることが多いのは何故なのでしょう。香川県特有で、お好み焼きとごはんを一緒に食べるような感じでしょうか……。
近年はラーメンも値上がりの一途をたどっています。うどんならまだ千円以内で買うことができます。香川に来た時には、〆にうどんでもいかがでしょう。ここ、「手打ちうどん鶴丸」さんで。

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