映画『サンダーボルツ*』の魅力と予習復習

映画

Shomin Shinkai
Shomin Shinkai

マーベルの最新作『サンダーボルツ*』はもう観ましたか?個人的には、近年のマーベル映画の中で断トツの面白さでした。

面白すぎて、まとめてみました。

概要

MCU(マーベルシネマティックユニバース)の34作品目。2025年5月2日に公開されたスーパーヒーロー映画です。5月8日現在、オープニング興収1億6,210万ドルを記録し、大ヒットの兆しが見える滑り出しを見せています。前作『キャプテンアメリカブレイブニューワールド』が初週8800万ドル程だったので、最近のMCUにしてはかなりいい調子であることが窺えます。

サンダーボルツ*よ、集結せよ!アベンジャーズに代わって世界を救え!人類消滅の危機に集められたのは、〈超クセ強な無法者たち〉。「最強でも、ヒーローでもない――でも、やるしかない!」世間から見放された奴らの人生逆転をかけた敗者復活戦!型破りなマーベルの新チーム誕生を見届けろ!

                          マーベル公式より

テイスト

主観ではありますが、メインとなる軸は非常に暗く、個人の過去やトラウマを向き合うセラピーのようなテイストの映画です。

ただ、その主軸を囲うように、コメディやアクション、サスペンスが広がっており、これまでのマーベル映画とは一線異なる作風になっている印象です。

好きなように作っているようで、いろいろ考えていて、邪道を進むようで、王道を進むような、そんな感覚もありました。

感情

観終わった後の感情は、非常に温かい気持ちでした。仲間の大切さや、家族愛、孤独との向き合い方、虚無との付き合い方などを考えさせられました。そういうとなんだか説教じみた浅い映画に思われてしまいますが、当たり前のメッセージを率直に人に届けられる程の魅力が今作にあったということです。

普通のヒーロー映画で、「家族愛、仲間」などとほざかれても、それはあまり響きませんが、元悪人の面々が、全身全霊の言動で「家族愛、仲間」を伝えるからこそ、率直に響いてきました。

キャラ

キャラ映画の側面が強いです。というよりキャラ映画です。キャラとキャラの掛け合いこそが最大の魅力で、疑似家族のような絆が出来上がっていく過程で愛おしさまで生まれます。が、客観的に考えてみると、非常に知名度の低いキャラばかりです。知らない人も多いかもしれません。

そこで前回、ものすごく簡略的にキャラクターをまとめたブログを書いたので、そちらを参考にしていただけたらと思います。

予習は必要?

ストーリーのプロット的には、予習はいらないです。観ていたらわかりますし、そこまで複雑な内容ではありません。

ただやはり、先に述べたように、キャラ映画なので、より楽しむためには、予習をしても損はないと思います。

予習ありでもなしでも楽しめる、34作品目とは思えないバランス感覚のあるクオリティの映画だったと感じますね。

予習・復習をしたいなら

予習をしたい方がいるなら、キャラを知る予習をオススメします。キャラの魅力が存分に出ている映画を以下に抜粋して載せますので、ぜひ参考にしてみてください。復習にもお使いください。

エレーナ、タスクマスター、レッドガーディアン

 ・ブラックウィドウ(2021)

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バッキー・バーンズ

・『キャプテンアメリカ ザファーストアベンジャー』(2011)

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・『キャプテンアメリカ ウインターソルジャー』(2014)

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・『ファルコン&ウインターソルジャー』(2021)

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ゴースト

・『アントマン&ワスプ』(2018)

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ジョン・ウォーカー

・『ファルコン&ウインターソルジャー』(2021)

まとめ

当然にはなりますが、予習するとしたら、かなりの本数を観なければなりませんね。ただ、予習が辛くて観るのをやめるのは本当にもったいと思います。それなら、予習せずに観に行った方が断然いいです。

かなりの良作だったので、ぜひ多くの人に観てもらいたいです。

 

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