
5作目に到達です。
一気に見過ぎて、記憶が混濁しています、正直。
概要
『ミッションインポッシブル:ローグネイション』(通称M:I:5)は、2015年に制作されたミッションインポッシブルシリーズ5作目となる作品です。主演はトム・クルーズ。監督はクリストファー・マッカリー。
上映時間132分
あらすじ
映画comからの引用です。
CIAやKGBをはじめとする各国の元エリート諜報部員が結成した無国籍スパイ組織「シンジケート」の暗躍により、イーサン・ハントの所属するIMFはまたも解体の危機に陥る。組織の後ろ盾を失いながらも、イーサンは仲間とともに世界の危機を救うため史上最難関のミッションに挑む。
前作でも、IMFが解体されて孤立無援となったイーサンですが、今回もまた、IMFがCIAに組み込まれたにも関わらず勝手に行動を続けるせいで孤立無援となります。国際指名手配になってまでも、「シンジケート」を追い続けるイーサンの執念に注目です。
監督について
クリストファー・マッコリ―監督は、主に脚本業で知名度を広げている方で、かの有名な『ユージュアルサスペクツ』の脚本を手掛けたそうです。
その手癖が出ているのか、今作でもどんでん返しとはいかないまでも、裏切りの連続が見どころの一つだと感じています。

『ウルヴァリンSAMURAI』の脚本も務めているそうです。
新キャラ
今回、イーサンの仲間はほとんどがこれまでの作品で登場したキャラクターでした。
ジェネミー・レナ―が演じるウィリアム。サイモンベックが演じるペンジー、ビングレイムスが演じるルーサー。この三人とチームを組むような形となります。
新しく登場したのは、様々な組織に身を置き、敵なのか味方なのかわからない有能なスパイである、レベッカファーガソンが演じるエルサです。
イギリスの諜報機関であるMM6の所属でありながら、シンジゲートに潜入しており、けれども同盟国を助けたいという意思から、捕まったイーサンを助けるという、無謀かつ直進的な性格の持ち主です。誰よりも繊細な心を持っており、常に不安を感じるような、安定感の無いキャラです。
そんな彼女が、イーサンとの出会いでどう変わっていくかが、今作の見どころですね。
タイトルの意味
ローグネイションは ROGUE NATIONと書き、直訳すると、ごろつき国。かっこよく研磨すると、ならず者国家、無法者国家となります。
また、weblio英和辞典・和英辞典によると、その国際的な行動において他の州を尊重しない州を意味してもいるとのことです。
単純に考えると、rogue nationは、世界中でテロを起こす「シンジゲート」です。ですが、話が進むにつれ、rougue nationは別のことを示しているんじゃないか、との考えが心に芽生えてきます。正解がなく、考えさせられる秀逸なタイトルと言えますね。
まとめ
今作は、国をまたいでイーサンが暴れ回る作品ではありますが、物語の根幹を担っているのは新キャラのエルサです。彼女がとにかく敵も味方も欺いて回ることで、物語が動いている印象がありました。
超大作でありながら、かつチームものの雰囲気も大事にしながら、展開の読めない緊張感を維持し続けた作品でした。
4あたりから映画としてのクオリティが一段上がり、僕はなんだか、順調にミッションインポッシブルの沼にハマっている感じがします。
近いうちに6も観ようと思います。
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