
5月23日公開の最新作に向けて絶賛パンプアップ中。
遂に折り返しの四作目!
概要
今作は、2011年に制作された、ミッションインポッシブルシリーズ4作目。ナンバリング以外に、初めて副題がついた作品です。初見の僕は、これ以降の作品の順番がよくわかっていません。主演は言わずもがなトム・クルーズ。監督は「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」のブラッド・バード。前作の監督であるJJエイブラムスは制作に回っています。

上映時間135分
あらすじ
映画comから抜粋します。
ロシアのクレムリンで爆破事件が発生し、米国極秘諜報組織IMFのエージェント、イーサン・ハントと、ハントの率いるチームが事件の容疑者にされてしまう。米国政府は「ゴースト・プロトコル」を発令してIMFを抹消。汚名を着せられたハントは、IMFの後ろ盾もえられないままチームの仲間だけを頼りにクレムリン爆破の犯人をつきとめ、さらには事件の黒幕が目論む核弾頭によるテロを防ぐためロシアからドバイ、インドへとわたり、過酷な戦いに身を投じる。
一旦組織が解体されるエピソードは、大体のシリーズものでありますよね。今作はそれです。何もなくなった状態から、いかに勝利を手に入れるか、という下克上的な面白さがありました。
やっとミッションインポッシブルの仕組みがわかってきた
4作目にして、ようやくミッションインポッシブルの仕組みがわかってきました。それは、毎回チームのメンバーが変わるということです。2作目や3作目を観ている時は、毎度、「前回のあのキャラがいない!どうしたんだろう」と心配し、死んでしまったのではないかと勘繰ったり、敵に寝返ったのではないかと訝しみ、はたまた役者さんに何かあったのだろうと決めてかかったりしていましたが、ようやくそれが無意味であることに気が付きました。
彼らはスパイです。固定メンバーで常時やるわけがないのです。むしろ、次の作品はどんな仲間と一緒にイーサンは行動するのだろう、という楽しみ方をするべきなんですね。ようやくわかりました。もちろん、その中でこのメンバーはまだいるんだ、などという楽しみ方もできますよね。サイモンベッグ演じるベンジー・ダンなどはそうでしたね。
こういうところだけはまだスパイ映画の手法を崩さないんですね。
シリーズ初の○○
今作、僕はかなり好きでした。前三作よりものめり込んで観ることができました。恐らくそれは、シリーズ初の「笑い」に力を入れていたからでしょう。
あらすじは説明した通りで、かなりシリアスな展開が続きますが、どうでしょう、今回のチームはわりと皆抜けている部分があり、大分あたふたとします。ジェネミー・レナ―演じるウィリアムがブツブツと文句を言っていたり、ポーラ・パットン演じるジェーンも、スパイっぽくない感情まかせの行動が続いたり、などなど。
今作の監督であるブラッド・バードがアニメーション映画を主に作ってきたせいか、サイモン・ベッグの役どころのせいか、ところどころに笑えるポイントが散りばめられていて、個人的には作品にとっていいスパイスになっていると感じました。イーサン自体も、お笑いの雰囲気に飲み込まれそうになっているのがまた面白かったですね。
いよいよ今作が、「お祭り映画」の側面を持ち出してきたようにも感じます。
まとめ
生まれて初めてミッションインポッシブルという映画がこの世に存在することを知ったのが、今作の告知をテレビで観た時でした。トム・クルーズが本当に高層ビルでアクションをしていたことを知り、なんなんだこの人と度肝を抜かれた思い出があります。
ようやくここまで追いついたぞ、という達成感があります。僕が知るミッションインポッシブルの世代に入ってきたと思うと、無性にワクワクとしてきます。
ようやくこのシリーズを観る姿勢も定まってきたので、次回作以降も楽しめるのではないかと思います。では、5を観てきます。
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