静岡県島田市にある、KADODE OOIGAWAという巨大な道の駅に足を運びました。
島田市とは
島田市は静岡県の中央に位置する市で、大井川の両岸に広がっています。東海道の宿場町として、江戸時代に栄えた場所らしいです。
島田市というのはとても自然が豊かな場所で、つまり田舎なのですが、祖父母が住んでおり、幼少期の自然にまつわる思い出の大半はこの場所にあります。
川遊びをしている最中にアブに遭遇し、逃げ回った挙句河原で大転倒した思い出や、初めてハブ酒というものをこの目で見た思い出など(飲んでいませんよ)、語り出せば長くなります。

KADODE OOIGAWA
今回初めてKADODE OOIGAWAに行ったのですが、なんと大きな場所でしょう。レストランもあれば、お土産個コーナーもわんさかあり、ドッグランもあれば、生鮮食品販売の場もあれば、お茶の体験コーナーまである、道の駅と呼ぶには大きすぎる施設でした。

清潔感も完璧で、豊かな自然との調和を図るような涼しさもありました。
2020年秋にできたようで、なるほどひさしく島田市から離れていた僕が知らないわけです。
漆黒のソフトクリーム
さて、サムネイルにあった写真の件ですが、こちらはA STATION KIOSKというお店で買ったものです。
KADODE OOIGAWAは大井川鐵道門出駅に直結しており、SLの名所としても台頭を現しつつある場所です。今回は見れませんでしたが、タイミングが合えば、SLも見えるそうです。そんなわけで、A STATION KIOSKではSLにちなんだデザートが売っているのです。

SLと言えば黒。
SLの黒をソフトクリームにしてしまえば観光客が寄ってくるだろう。
で、このソフトクリームが誕生したというわけです。

見た目のどす黒さ、異常ですね。最初は食べる気などさらさらなかったのですが、目の前にしてみると、怖いものみたさで手を出してしまいました。まさに製作者の意図したとおりに金を使いました。
黒いソフトクリーム、灰色のソフトクリーム、ミックスのソフトクリームなど、黒の中でも種類はいくつもありました。
写真を見て貰えばわかるように、僕は最もどす黒い色を選択しました。どうせ選ぶなら、SLに近い色を選びたいですよね。
味は普通のチョコでした。いや、普通よりも濃厚な気もしました。ただ、そんなことより色です。色が味を凌駕します。食べた瞬間に歯がお歯黒に変貌を遂げ、食べ終わったら舌全てが漆黒に包まれるのです。
まるで、口の中をSLが走り抜けていったような食事体験でした。
極めて面白い施設でした。皆さんもぜひ、行って口を黒くしてみてください。
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