古着紹介③ Red Cap ストライプシャツ

古着紹介

古着紹介第3回目は、意外と汎用性の高いストライプシャツです。

古着にはまり始めた時に、年代やデザインはどうでもいいから、とにかく量が欲しいと張り切っていた時期があります。その時に、古着屋thrift tokyoが年末年始に開催する、古着福袋をオンラインで購入し、その中に入っていた一着です。

・ブランドについて

RED CAPは1923年にアメリカで設立されたワークウェアブランドです。

創立者はクロード・H・ウィリアムス他数名で、初期はCentral Overall Manufacturingという名前でオーバーオール等を制作していたようです。

途中でRED CAPに名を変え、戦時中はガスマスクやフィールドジャケットを供給し、現在はワークシャツ、ワークパンツを筆頭にストリートシーンにも受け入れらているとのことで、アメリカに根付いたブランドとしてその地位を確立させています。

・古着としての価値

各種リサイクルショップやフリマサイトを見ている限り、ヴィンテージとしての価値はあまりありそうではありません。安いものは2000円前後で売られており、平均的には4000~8000円に収まっているような印象です。もちろんピンキリで、年代の古いジャケットや、デザインのイケているジャケットは10000円を超えていたりもします。

ただこのブランドは、元々の値段も決して高くなく、こちらも軽く調べてみたところ、中古市場とそこまで差がないように見えました。

・今回紹介するストライプシャツについて

タグに書いてる数字を全て打ち込んで調べてみましたが、全く同じデザインの品物はヒットしませんでした。ほぼ同じ柄の半袖シャツが、メルカリで3000円弱で売られていたので、珍しくもなさそうです。売れ残ったものをかき集めて売る「福袋」にぶちこまれるくらいなので、それくらいの価値に収まるでしょう。きっと年代もそこまで古くないと思います。90年、下手したら2000年代に足を踏み込んでいるかもしれませんね。

・デザインについて

ストライプもさることながら、両胸のワッペンが特徴的ですよね。

タグに書いてあるFERNANDO CRUZで検索をかけてみると、プエルトリコ出身の元メジャーリーガーのフェルナンド・クルーズ という方が出てきたので、どうでしょう、この人とのコラボなのか、着ていた人がこの人のファンでワッペンをつけたのか、謎です。

右側のワッペンのREDSTONEでも検索をかけてみましたが、これっぽっちもそれっぽい結果が出ませんでした。全く何の情報も提供できないブログで申し訳ありません。詳しい方がいたらぜひ情報を提供して頂きたいものです。

ただはっきりと言えるのは、かなり可愛いデザインです。

・合わせ方について

僕は派手な柄シャツこそ至宝だと思い込んでいる、やや過激な立場の人間なので、最初はこのストライプシャツを見た時にはダサいと思いましたが、極めて汎用性が高く、今では柄シャツよりも着る頻度が高いです。

一枚だけで着ても可愛いですし、上に丈の短いデニムジャケットを羽織ったり、タックインして厚手のジャケットを羽織ったりしても、コーデの邪魔をしない程度に個性を発揮してくれるので、ファッションの幅が広がったような気がします。

・まとめ

近年、ワークシャツ=仕事着ではありません。

ワークシャツを大きめのサイズで着ることで、すっかりストリートファッションに見えますし、タックインしてカジュアルに見せることも立派なコーデの一つです。

値段もお手頃ですし、コーデを彩る便利なアイテムの一つとして、また、古着ファッションを手ごろに紡ぎ出すアイテムの一つとして、RED CAPのワークシャツ(特にストライプシャツ)を選ぶのはいい選択かと思います。

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