
今回は、二泊三日で台北を旅行した経験をもとに、移動方法についてシェアをしようと思います。国が違うと、移動方法も違います。
空港から台北市内
他の都市の空港と同様に、台北桃園空港は台北市内から離れたところにあります。
そのため、旅行するにはまず重い荷物を持って移動しないといけません。台北市内まで行く方法は様々あります。例えばタクシー。日本よりも安いので、気軽に使えます。例えばバス。台北市内まで行くバスが定期的に出ています。
そして電車です。
第一ターミナル、第二ターミナル共に駅があり、そこから出ている電車に乗ると、台北の中心地まで乗せて行ってくれます。
色分けされている路線図はわかりやすく、ネットで検索した時に出てくる色と同じ色を辿れば、間違いのない電車に乗ることができます。空港の駅なので、駅員さんはそれなりに英語ができます。僕の拙い英語でも理解してくれました。
僕は台北の中心地である台北車駅まで乗り、金額は150元でした。
切符は自動販売機で買うこともできますが、先程言ったように大抵の駅員さんが英語を喋れるので、自動販売機の前で頭を悩ませるよりは、思い切って駅員さんに尋ねてみるのがいいでしょう。その場で値段を教えてくれ、チケットを売ってくれます。とはいえ、自動販売機は日本語も対応しているので、そもそも頭を悩ませる必要はないかもしれません。
ちなみに、事前の下調べで、お得に台北の地下鉄が利用できるeasycard
なるものがあると知っていたのですが、なんだか面倒くさくなってしまったので、この旅行では毎度切符を買う生活を送りました。ろくに役に立たないブログですみません。

日本の電車との違い
切符はコイン型です。改札に入る時はコインをICカードのようにタッチして、出る時にはコインを穴に入れて出ます。つまり資源が再利用できるというわけです。なかなかいいシステムだと思います。中国でもそうでしたし、マレーシアに行った友人が、マレーシアでもこのシステムだったと言っていました。どうして日本は紙の切符なんでしょうね。

これが一番驚いたのですが、台湾の電車内では飲食厳禁です。日本の電車のように、厳格に定まってはいないが、車内で飲食すると周りから嫌がられるという曖昧なレベルではなく、厳禁です。なにやら見つかると多額の罰金を払わされるようなので、気をつける必要があるでしょう。まぁ、車内ではタピオカドリンクを飲んでいる人は結局いたんですけどね。

逆に、電話に関しては特にルールも、周囲の冷ややかな視線もないようでした。普通にスマホを耳に当てて大声で話している人がいました。日本だったらまず間違いなく、迫害するかのような威圧ある目線でそいつを睨みつけるでしょうが、誰も気にしていないようでした。
座席は硬いです。まるでプールの端に置いてあるかのようなプラスチックの座席なので、第二ターミナルから台北車駅までは小一時間かかるのですが、実際の距離よりも長く感じました。日本の眠気を誘うあのフカフカの座席が恋しかったです。
飲食が禁止されているからか、清潔感は日本に匹敵するか、それ以上です。台北に限った話なのかもしれませんが、アナウンスは日本語対応しており、わかりやすく電子掲示板で次の停車駅も確認できますから、ストレスはほとんどありませんでした。快適でした。
台北市内はMRT
無事に台北車駅に到着した後は、台北MRTという地下鉄に乗ってホテルまで移動しました。

この台北MRTは非常に優秀で、台北のありとあらゆるところに通っている他、五分おきくらいに電車がやってきます。もしかしたら空港から台北車駅までもMRTの一部なのかもしれませんが、よくわかりません。

これが地図です。名古屋の地下鉄を彷彿とさせる地下網が張り巡らされています。日本と同様に色でわけられているので乗り換えも楽です。
それでも僕は愚かな人間なので、多少駅で迷ったり、逆の方向に歩き出したりはしましたが、無事にホテルへとたどり着くことができました。
台北MRTのおかげで、今回の旅行では、移動に関してほとんどのストレスがありませんでした。
まとめ
飲食厳禁など、多少ルールの違いはありますが、その利便性は日本顔負けです。
台北へ行く際は、とことん台北MRTを使うことをお勧めします!
コメント